Promise

05 日本電子専門学校 学事部 教務課 田中 光輝 Koki Tanaka05 日本電子専門学校 学事部 教務課 田中 光輝 Koki Tanaka

謙虚さと感謝の気持ちを
持ち続けます。

Q:学生時代も含めて電子学園に入職された経緯を教えてください。

大学生の時は文学部でフランス語を学んでいて、カナダや発展途上国への留学を経て国際社会で働きたいと思っていました。アフリカに行こうと考えて就活をしましたが、結局、語学だけではアフリカに行くことが叶わず、一度将来がまっさらになってしまいました。何か体系的に技術を身につけようと考えSEとして就職し、4年間働く中で、公共性が高く、「思いのある」職場で働きたいという思いが強くなり、転職活動をはじめました。

Q:入職されて8ヶ月経ちましたが、どのような印象ですか?

「思いのある」職場で働きたいと考えていた私にとって、先生方が学生に対して本気で向き合っている姿が印象的で、電子学園に来てよかったと思っています。短いながら人生を振り返ってみて、母校での経験が自分の拠り所になっていることに気づきました。私は学生と直接かかわることは少ないですが、学生たちにも自分の母校が心の拠り所になるような良い学校にしていきたいと思います。

Q:実際にやってみられた専門学校のお仕事はいかがですか?

2020年の3月に入社していきなり在宅勤務になり、前年度通りではいかないことも数多くあったため、春から夏頃はあたふたしていました(笑)。教務課は次から次へと業務をやっていかないと年間スケジュールが進みません。吉武課長からは、『教務課がコケたら、全員コケてしまうよ』と言われており、自分のやったことで実際に多くの学生が動くので責任の重さと同時にやりがいも感じています。先生・他部署の方々との関係がないと成り立たない業務だと感じています。

Q:日ごろどのような業務をしていますか?

主に、人と場所のアレンジメントです。通常の授業に加えて、様々なイベントや試験があるので複雑です。試験教室の振り分けでは、Excel関数を組んで、パズルのように教室と人数を当てはめていきます。コロナ禍の影響で一部屋当たりの定員数が半分になり、例年より多くの教室が必要でした。それに伴って、試験監督の人数も増えるのでたくさんの先生方にご協力いただきました。おおよそ2900人に影響するこの作業は、約4ヶ月間かけて準備を行います。もし手配した教室に試験監督が現れなかったら…と一つでも問題があると大変なことになるので、緊張感を持って取り組んでいます。

Q:今後の目標を教えてください。

信頼の厚い人になりたいです。そのために今は、自分でやった作業の確認と、報告・連絡・相談を徹底してやりきります。今でも教務課のメンバー同士でチェックし合うことを習慣化していますが、まずは自分の仕事を「できた」と思い込まず、フラットに見直すことが必要だと思います。私はまだまだですが、将来的には先生方にBy Name(名指し)で頼っていただけるような人物になりたいです。もう一点、吉武課長からより多くのことを学びとっていくことです。吉武課長は、当たり前になっている作業であっても、常に改善しようという意識を持たれています。何かを変えよう!と意識を持ち続けることは、とても難しいことだと思いますが、それをきちんと実践し、どんな問題にも素早く対処される姿は本当にすごいです。

Q:教務課とはどのような存在でしょうか。

教務課にいて感じることは、「教務課に相談すれば解決する」と多くの方に思われているということです。そのため、私は日常のなんてことない質問に正しく答えることがとても意義のあることだと考えています。行事の日程や書類の提出期限など、小さなことですが、ひとつずつ確実に答えて信用を積み上げていくことにやりがいを感じています。拠り所を作りたい私としては、学生たちが人生を振り返ったときに、“自分が通っていた学校はこんなにいいところだったのか”と高評価をもらえるよう、信頼のおける仕事をしていきたいです。教務課は信頼を扱っている部署だと思います。

「5年後の私へ」

当たり前のことを当たり前にできる人になりたいです。年間スケジュールを滞りなく、学生や教員が何も気になること無く1年を過ごせたら、教務課としては成功だと思います。その静かな成功の一助を担い、積み重ねることで、他者から見た学事部の、また私個人の当たり前を醸成していきたいです。